愛人契約とは何だろうか?そう考えた時に、リナちゃんと愛人契約を締結した自分に疑問を感じる時がある。
リナちゃんとはもともと援助交際をきっかけに知り合った。栗色の髪で色白のかわいい子だった。23歳でフリーターをやっていて、足りない生活費や遊興費は援助交際で賄っているとのことだった。
僕は会った瞬間から、ああこの娘を囲いたいと思った。見かけに劣らず感じのいい子だし、何よりセックスの相性は最高だった。
そして、愛人契約を持ち掛けたのは僕の方からだった。毎月、手当てを渡す代わりに定期的に会ってほしいことを伝えた。
家に帰れば奥さんがいる立場だが、やはり若い娘の魅力は最高だ。
もちろん、家庭崩壊させてまでリナちゃんと付き合う気はなかったが、愛人として遊び相手を確保することについては特に後ろめたさはなかった。
だが、僕はまずいことに、会うたびに魅力を増していくリナちゃんにハマり始めた。
本当にお金に困ったら
リナちゃんの方からも「大好き」と言われたら、もう男としての感性は行きつくところまで行くしかない。
しかし、愛人契約なのである。愛人契約とは婚前交渉ではない。愛人止まりなのだ。
その頃には、僕は離婚について考え始めていた。それくらい、リナちゃんを気に入ったのだ。今の奥さんと円満に別れて、リナちゃんと公明正大に交際できる方法を真剣に考えたものだ。
特にリナちゃんの方から離縁を迫られることはなかった。いわゆる「奥さんと別れてくれるんじゃなかったの!?」的な修羅場にはならなかった。リナちゃんはリナちゃんで契約に則った愛人を演じてくれているのだ。
だから、僕は愛人契約には後悔している。最初から、堂々と彼女として交際を申し込めばよかったのだ。
そして、僕は、今日もまたリナちゃんとセックスをしている。愛人との契約セックスだ。契約に縛られた関係から抜け出すには、行動で示すしかないと、懐に入れたままである署名入りの離婚届が語ってくるようだった。
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