売り専

ちょっと昔にアニメの作画の仕事をしていたのですよ。 そりゃまあ僕にも○崎駿とか○野由悠季みたいになりたいと大志を抱いていた時期もありました。ハズカシー！ ところが、ようやく入社できた作画スタジオがほぼエロアニメ専門だったんですよね。そりゃまあねえ、アニメ制作なんて誰にでもできるものでもないし、作画の仕事があるだけ幸せだと思わなきゃいけなかったのでしょうけど、女の子のマンコを描きながら「俺はこんなことがしたかったのかなあ？」なんて自問自答したりもしていましたね。 腐女子向けのBLアニメにも何本か携わりました。幼少の頃からよく絵を描いていて暇さえあればデッサンしているような学生だったのですが、まさかチンコを描く日が来るとは思いませんでした。正確には学生時代にヌードデッサンはしたことがあるんですが、当然のことながら男性モデルは勃起していませんからね。仕事が忙しくて欲求が溜まって勃起している自分のチンコをデッサンしながら空しさを覚えたものです。 男のサポート 結局、アニメの仕事は辞めました。いや、チンコやマンコを描く日々にうんざりしたわけではなくて、経済上の理由でね。よく知られている話ですが単価が安いんですよ。僕は絵は上手かったと思いますが、単価を稼ぐ作画速度に欠けていて正直毎月の家賃にも困っていた程なんです。チンコくらい自分のものを見ながらさっさと描ければよかったんですけどね。 それからはバイトしながら売り専しています。いや何と言いますか、BLアニメの作画をしている内に自分もそっちに目覚めちゃって。結局、自分が描いていたBLアニメの登場人物みたいなことを実際にやっているわけですよ。世の中、どう転ぶかわかりませんね。 そのお客さんの一人に「ああ、あのアニメやってたの？ネットで見ていたよー。恥ずかしい話だけどオカズにもさせてもらった。ありがとう」と言われました。何と、僕の描いたチンコでヌイてくれていた人がいたのです。 うれしかったですよ。と言うわけで、そのアニメの登場人物になりきって「フフフ、見ろよ。ここはすっかり俺に依存してやがる」とか言ってお客さんを喜ばせてあげました。 現役中にこう言うファンの方と出会えていたら、僕のモチベーションも生産効率も上がってあの仕事を続けられたのでしょうね。 ノンケの売り専 売り専アプリ