今回は女性向けのWEBスクール「リモラボ」について、費用の総額・口コミ・稼げるのかどうかを、公式サイトと特定商取引法に基づく表示をもとに解説していきます。
公式サイトの価格表に出ている金額だけで申し込むと、契約時に18万円足りません。
リモラボは会社も講師も実在する正規のスクールです。ただし、入る前に総額と、その金額を取り戻せるまでの期間は知っておいてください。
リモラボは怪しい?結論
怪しいスクールではありません。ただし、最初に払う金額は税込396,000円で、1年続けると657,360円になります。
運営する株式会社リモラボは登記のある会社で、所在地も電話番号も代表者名も公開されています。講師の小森優さんも実名で活動しています。
問題は金額の見せ方です。公式サイトの価格表には「月額21,780円+初期費用198,000円」としか書かれていませんが、特定商取引法の表示には、これとは別に受講費用180,000円の行があります。
広告が最初の目標に挙げる月5万円を毎月稼げたとしても、払った金額に追いつくのは約14か月先です。この期間を引き受けられるかどうかが判断の分かれ目になります。
リモラボとは?株式会社リモラボが運営する女性向けWEBスクール
リモラボは、在宅で働きたい女性に向けたオンラインスクールです。SNS運用、ライティング、デザイン、オンライン秘書などを学び、在宅で仕事を受けられるようになることを目標にしています。

コースは3つあり、月額制で続ける仕組み
| リモラボ | 動画学習、コミュニティ企画、キャリアコーチング、メタバースオフィス「リモ部屋」、会員専用アプリ「リモシティ」/月額を払い続けるかぎり利用できる |
| リモラボCamp | 上記に個別サポート(全3回)と習慣化サポートが付く/90日間 |
| リモラボPersonal | 専属コーチが3週間に1回の個別サポート/180日間 |
学習は会員専用の動画サイトで進め、疑問はフォームから質問します。公式サイトは「月に50回以上、プロ講師によるZoomやバーチャルオフィスでの壁打ちや添削、相談会を実施」と案内しています。
サポート範囲として示されているのは、コーチング、スキルアップ、実績作り、クライアント獲得、クライアントワークの5段階です。
講師は元保育士の小森優(こもりん)
表に立っている講師は小森優さんです。「前職保育士からの独立をキッカケに、在宅や好きな場所で働くことができるSNSマーケティングの可能性を知る」と紹介されています。
実績として挙げられているのは、自身のInstagram6.1万人フォロワー、X(旧Twitter)3.3万人、月間LINE友だち追加数26,000人超、Canva Japanの総合SNSマーケティング監修などです。
もう1人、コーチング担当として岡地里沙さんが紹介されています。ただし、特定商取引法に記載されている代表者は佐伯正邦さんで、小森さんは取締役です。
リモラボの費用・料金は総額いくら?
最初に払う金額は税込396,000円、これに月額21,780円が毎月かかります。内訳を順に見ていきます。
公式サイトの価格表に出ているのは3つだけ

| 無料体験入学 | 0円 |
| 月額費用 | 19,800円(税込21,780円) |
| 初期費用 | 180,000円(税込198,000円) |
特定商取引法の表示には受講費用180,000円がある

| 受講費用 | 180,000円 |
| 教材費 | 50,000円 |
| 入会金 | 100,000円 |
| 初期導入費用 | 30,000円 |
| 合計 | 360,000円(税込396,000円) |
公式サイトの注記どおり、入会金100,000円・教材費50,000円・初期導入費用30,000円を足すと180,000円です。これが価格表の「初期費用」にあたります。
CampとPersonalは69万6,000円と89万6,000円
| リモラボ | 360,000円(税込396,000円) |
| リモラボCamp | 696,000円(受講費用348,000円+教材費50,000円+入会金100,000円+Camp+費用198,000円) |
| リモラボPersonal | 896,000円(受講費用448,000円+教材費50,000円+入会金100,000円+初期導入費用30,000円+Personal費用268,000円) |
公式サイトの価格表には「上記は最安値のプランの価格を表示しています」と書かれており、上位コースの金額は特定商取引法の表示にしか載っていません。
1年続けると657,360円、2年で919,080円
| 1年間 | 2年間 | |
| リモラボ | 657,360円 | 919,080円 |
| リモラボCamp | 1,026,960円 | 1,288,680円 |
| リモラボPersonal | 1,246,960円 | 1,508,680円 |

入会金も受講料も分割払いを選べますが、分割手数料は受講者の負担です。月額の課金日は毎月26日です。
リモラボは稼げない?払った金額を取り戻せるまでの期間
広告ページは「未経験から在宅で、5万…10万…20万と収入を上げる方法がわかる」と案内しています。この5万円を毎月稼げた場合で計算します。
| 最初に払う金額(税込) | 396,000円 |
| 毎月の収入 | 50,000円 |
| 毎月出ていく月額(税込) | 21,780円 |
| 毎月手元に残る額 | 28,220円 |
| 396,000円を取り戻すまで | 約14か月 |
上位コースだとさらに遠くなります。Campで約27か月、Personalで約35か月です。
案件は紹介してもらえるのか
公式サイトは「スキルアップ前の準備からお仕事獲得後までオールインワンでサポートをします」としています。クライアント獲得の段階では「案件獲得の方法がわからない」「単価交渉の仕方がわからない」に対応すると書かれています。
SNS運用代行やオンライン秘書の仕事は、クラウドソーシングやSNS経由で自分で取りにいくのが一般的です。受注できるかどうかは提案の内容次第で、学べば自動的に決まるものではありません。
稼げる人と稼げない人の差
公式サイトに載っている体験談3人のうち、金額が書かれているのは1人だけです。その1人は前職がSNSアフィリエイターで、月収2万円から30万円になったと紹介されています。
残り2人は前職が牛丼店のパートと歯科衛生士で、現在はSNS運用とオンラインバックオフィススタッフとありますが、金額は書かれていません。
月に50回以上開かれる相談会に出られる時間があるか、提案を自分で書いて送り続けられるか。そこが分かれ目になります。動画を見るだけでは案件は来ません。
リモラボの口コミ・評判
Yahoo!知恵袋には、入る前に迷っている人の質問が残っています。
リモラボって本当に稼げますか?体験申し込みして様子見ようと思ったのですが…あとやるとなった場合の初期費用ってどうやって稼げばいいですか?毎月ギリギリで初期費用払う余裕が無いです。
Yahoo!知恵袋・2023年10月31日の質問より
この質問のベストアンサーは「適正で判断すると稼げないと思います」でした。
2025年3月の質問には、次の回答が付いています。
怪しくはなくても、その手のスクールを受けて受講料を取り戻せるのは、ほんのひと握りもいないと思います。受講料がいくらか次第ですが、独学でなんとかなるような内容なのに安くはない。
Yahoo!知恵袋・2025年3月19日の回答より
どちらも「詐欺かどうか」ではなく「払った分を取り戻せるか」を論点にしています。前の章の約14か月という数字と同じところを見ています。
実績の数字はページによって違う
口コミを調べる前に、公式が出している数字も確認しておいてください。同じ日に開いた各ページで、受講者数が食い違っています。
| 公式サイトの上部 | 累計受講者数8,000名以上(※2025年11月時点) |
| 同じ公式サイトの本文 | 1000人以上の副業や独立、自己実現の支援をしています |
| 広告ページ | 累計5500人以上の女性をサポートしてきた |
あわせて掲示されている「会員継続率95.1%」の注記は2024年2月時点です。実績を判断材料にするなら、いつ時点の数字かまで見てください。
リモラボで後悔する人の特徴
ここまでの内容から、後悔しやすいのは次のような人です。
- 初期費用を分割払いでしか用意できない人。毎月の返済に月額21,780円が上乗せされます
- 数か月で元を取るつもりの人。月5万円稼げても14か月かかります
- 案件を紹介してもらえると思っている人。教えるのは獲得の方法までです
- 相談会に出る時間が取れない人。月50回以上の企画が価値の中心です
逆に、最初の約40万円が生活を圧迫せず、1年以上かけて回収する前提を受け入れられる人、1人では続かないのでコミュニティで学びたい人には合っています。
リモラボの無料体験入学に参加するとどうなる?

LINEの友だち追加から始まり、特典動画が届き、日程が発表されたら申し込み、当日はZoomで参加します。最後の段階が有料コースの案内です。
体験そのものは0円で、断ることもできます。ただし、その場で契約する流れが用意されている点は理解しておいてください。
広告ページから入った場合は、メールアドレスを入力すると「ロードマップ動画」が届き、LINEの追加へ進みます。LINEの認証画面には提供元として「REKIND Group」と表示されます。
広告の「9月15日まで」は急ぐ理由にならない

この締切は画像で作られていて、差し替えられています。インターネットアーカイブに残る2025年10月26日時点の同じ画像は「10月31日まで特別なご案内です」でした。
同じ広告には「今なら、2025年最新の在宅ワークを始める無料スタート動画をプレゼント中」という案内も残ったままです。
リモラボの退会・休会・返金はできる?

| 入会後のキャンセル | 契約書面締結日から8日以内に連絡した場合に限り受け付け |
| 利用開始日以降 | 入会金・受講料ともに返金されない |
| 利用前のキャンセル | 教材費を除いて返金の対象 |
| 手続きの方法 | 事務局LINEに申し出る |
8日以内はクーリングオフと同じ長さです。利用を始めたあとは、入会金も受講料も戻りません。
退会や休会の手続きも事務局LINEへの申し出です。月額の課金日が毎月26日なので、やめると決めた月の26日をまたぐと次の1か月分が発生します。
期間が決まっているCamp(90日)とPersonal(180日)は、途中でやめても受講費用は戻らない条件です。
リモラボの運営会社は信用できる?
| 事業者名 | 株式会社リモラボ |
| 法人番号 | 8011101095037(令和3年5月14日指定) |
| 所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 |
| 電話番号 | 03-4560-6725 |
| 代表者 | 代表取締役 佐伯正邦 |
登記は国税庁の法人番号公表サイトで確認できます。令和4年4月25日に「株式会社レバレッジラボ」から現在の商号に変更し、その2日後に本店を新宿区から渋谷区へ移しています。
株式会社REKIND GROUP(東京都新宿区)のグループ企業で、代表取締役の佐伯正邦さんが両社を兼任しています。LINEの認証画面に出る「REKIND Group」はこの会社です。
会社・代表者・所在地・連絡先がすべて確認できるため、この点では問題ありません。
リモラボのよくある質問
- リモラボの費用は結局いくらかかりますか?
-
いちばん安いコースで、最初に税込396,000円(受講費用180,000円+教材費50,000円+入会金100,000円+初期導入費用30,000円)です。これに月額21,780円がかかり、1年続けると657,360円になります。
- リモラボは怪しいスクールですか?
-
怪しくはありません。株式会社リモラボは法人番号8011101095037で登記されており、所在地・電話番号・代表者名が公開されています。ただし公式サイトの価格表と特定商取引法の表示で金額が18万円ちがう点は確認してください。
- リモラボで本当に稼げますか?
-
案件を自分で取れるかによります。公式サイトは案件獲得の方法を教えるとしていますが、紹介や収入の保証はしていません。月5万円を毎月稼げたとしても、最初の396,000円を取り戻すには約14か月かかります。
- 途中で辞めたらお金は戻りますか?
-
契約書面の締結日から8日以内なら受け付けると記載されています。利用を開始したあとは、入会金・受講料ともに返金されません。
- 退会や休会はどうやってするのですか?
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事務局LINEに申し出る形です。月額の課金日は毎月26日なので、その日をまたぐと次の1か月分が発生します。
- 無料体験入学だけ受けて帰れますか?
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帰れます。流れの最後が「希望者にサービス案内」となっており、案内を受けるかは選べます。ただし体験の前にLINEの友だち追加が必要です。
リモラボの費用と口コミ|まとめ
リモラボは、会社も講師も実在する正規のスクールです。怪しい案件ではありません。
- 最初に払う金額は税込396,000円。公式サイトの価格表(198,000円)には受講費用180,000円が入っていない
- 月額21,780円がかかり続け、1年で657,360円
- 月5万円を毎月稼げても、元が取れるのは約14か月先
- 案件の紹介や収入の保証はない。教わるのは獲得の方法まで
- 利用開始後は入会金も受講料も返金されない
判断が分かれるのは怪しいかどうかではなく、657,360円を先に払って、14か月かけて取り戻す計画を引き受けられるかどうかです。
無料体験入学に申し込む前に、特定商取引法に基づく表示を自分で開いて、受講費用の行があることを確認してください。